今日のトリビア #24 カフェインは思考力を高める ?!

あまり知られていないトリビアについて紹介するブログ、#24 

 

 

 

 

こんにちは、トリビア好きのブロガーです。今回は、コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインに関するトリビアを3つご紹介します。カフェインは世界で最も広く使われている精神刺激薬で、覚醒作用や強心作用などの効果がありますが、知らないこともたくさんありますよね。それでは早速見ていきましょう。

 

 

 

 

- カフェインは薬として使われていた
カフェインはコーヒーから単離されたのは1820年のことですが、その前からコーヒーは薬として使われていました。日本にも江戸時代にシーボルトが「骨喜」という名前で薬として紹介しました。コーヒーは頭痛や胃痛、喘息などに効くとされていましたが、当時はその成分や作用機序は分かっていませんでした。また、17世紀のトルコではコーヒーが禁止されていたこともあります。これはコーヒーが政治的な反乱を引き起こすと考えられたからです。コーヒーを飲んだら死刑になるという厳しい刑罰が科せられました。

 

 

 

 

- カフェインの摂りすぎは危険
カフェインは適度に摂ると健康やダイエットにも良い効果がありますが、摂りすぎると逆に危険です。カフェインの過剰摂取によって起こる症状をカフェイン中毒と呼びます。カフェイン中毒の症状には、不安、動悸、震え、吐き気、頭痛などがあります。重症になると、てんかん発作や呼吸不全、不整脈によって死に至る可能性もあります。カフェイン中毒になる量は個人差がありますが、一般的には1日に400mg以上のカフェインを摂ると危険です。これはコーヒーだと約4杯分です。エネルギードリンクや市販薬の「モカ」などもカフェインを多く含むので注意しましょう。

 

 

 

 

- カフェインは思考力を高める
カフェインには覚醒作用だけでなく、思考力を高める効果もあることが研究で分かっています。カフェインはアデノシン受容体に拮抗することで、神経伝達物質ドーパミンノルアドレナリンの放出を促進します。これによって脳の活性化が高まり、記憶力や集中力、創造力などの認知機能が向上します。特に下半身の筋トレの30分前にカフェインを摂ると、思考力が最大限に発揮されるという研究結果もあります。これは筋トレで血流が増えることで、カフェインが脳により多く届くからだと考えられています。

 

 

 

 

以上、カフェインに関するトリビアを3つご紹介しました。いかがでしたか? カフェインは私たちの生活に欠かせない物質ですが、その歴史や効果や危険性などを知っておくことで、より賢く楽しく利用することができると思います。次回もあまり知られていないトリビアをお届けしますのでお楽しみに!