今日のトリビア #12 世界で最も価値の高い硬貨は何でしょう
こんにちは、トリビア好きの皆さん。今回は、お金に関するあまり知られていないトリビアを３つご紹介します。お金は私たちの日常生活に欠かせないものですが、その裏には驚くべき事実が隠されています。それでは、早速見ていきましょう。
１．次の日本の一万円札に描かれているのは誰でしょうか？答えは、渋沢栄一です。渋沢栄一は、日本の近代化に大きく貢献した実業家であり、日本銀行や東京証券取引所などの創設者としても知られています。しかし、実は彼は一万円札になることを望んでいませんでした。彼は自分の顔をお金に使うことは虚栄心だと考えていたからです。彼は自分の顔を使わないように遺言を残していましたが、それが無視されて一万円札になってしまったのです。
２．世界で最も価値の高い硬貨は何でしょうか？答えは、フローリンです。フローリンとは、オランダで発行された金貨のことで、１６世紀から１９世紀にかけてヨーロッパで広く流通していました。フローリンは純金で作られており、その品質と信頼性が高く評価されていました。現在では、フローリンは収集家の間で非常に人気があります。最も高額で取引されたフローリンは、２０１６年にオークションで約６億円で落札されたものです。
３．日本で最初に発行された紙幣は何でしょうか？答えは、大黒天札です。大黒天札とは、江戸時代の元禄年間（１６８８年～１７０４年）に発行された紙幣のことで、大黒天という神様の絵が描かれていました。大黒天札は、銀貨や金貨と同じ価値を持つ法定通貨として発行されましたが、その後のインフレーションや偽造などの問題により、価値が下落してしまいました。大黒天札はわずか１６年で廃止されましたが、日本の紙幣の歴史の始まりとして重要な役割を果たしました。
以上が、今回のトリビアでした。お金に関するトリビアはまだまだたくさんありますが、今回はこの辺で終わります。次回もまた面白いトリビアをお届けしますので、お楽しみに。
